2021/08/26 (木)

LP-Research社慣性計測モジュール LPMS-ME1を紹介いたします。

LP-Research社慣性計測モジュールLPMS-ME1を紹介いたします。

A)     概要
株式会社LP-Research (https://lp-research.com/ja/) は東京に本社を置く製造・開発会社で、
ジャイロスコープ、加速度センサ、磁気センサの情報を独自のアルゴリズムにより精度高く検出・測定するモジュールユニットの開発・生産を行うと共に、そのモジュールを搭載した制御システムを開発しております。今回は、UART / I2C / SPI I/Fを持つ小型6軸慣性計測・姿勢計測ユニットLPMS-BE2をご紹介いたします。

B)    LPMS-BE2について
LPMS-BE2は複数の通信 I/F を持つ高性能小型IMU(慣性計測ユニット:Inertial Measurement Unit)です。LPMS- BE2は1台で3種の通信規格(UART / I2C / SPI)に対応しており、機械や人間の動作の検出・測定などサイズやコストが重視されるアプリケーションに最適なモジュールユニットです。

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ハードウェア、ソフトウェア開発をスムーズに進めていただけるように、LP-Researchでは、PCとLPMS- BE2を直接USBで接続できる開発キットをご提供しております。
本製品に付属するソフトウェア「LPMS-Control」を使用することで、センサの全パラメータを調整することが可能です。さらに、この開発キットでは、センサに関連する全てのピンにアクセスできるピンヘッダを設けていますので、デバッグや調整等に大変便利です。

C)    Key Features
l  MEMSベースの小型慣性計測ユニット(IMU)
l  各3軸のジャイロスコープ、加速度センサ、及び温度計、気圧計を1ユニットに搭載
l  ボックス形状ではないSMD仕様
l  リアルタイムでモジュール内でのセンサ情報、加速度と姿勢計測値の計算を実現
l  最大400Hzのデータ出力レート
l  UART / I2C / SPI I/F
l  USB I/Fが使用可能な開発キット

D)    アプリケーション
l  関節とアームで構成される機械運動制御
l  車の自律航法
l  VR/ARのためのオブジェクト指向トラッキング
l  無人搬送車ナビゲーション

E)    LPMS-BE2 仕様

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ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株)  sales@microsummit.co.jp  川野(カワノ)までお願いします。