TAI-SAW Technology 社のTCXOとSAW Filterをご紹介いたします。

【TAI-SAW Technology社 会社紹介】

1997 年に元モトローラ従業員によって設立されたTAI-SAW Technology ( TST ) 社は、高性能通信コンポーネントの製造、設計、サービスの大手プロバイダーになることをゴールとして関連デバイスの設計、製造、および処理開発における豊富な経験を活用してこれら目標を実現しました。

現在は台湾の主要な SAW (表面弾性波) デバイス サプライヤーとして、また世界の SAW デバイスの主要な OEM/ODM サプライヤーとして認められており、SAW デバイスの製造と設計における中核的な強みに取り組んでいる一方で、2001年初頭から製品事業をBAW (バルク音響波) デバイス、およびモジュール (Xtal、XO、VCO、VCTCXO...) まで範囲を拡大しています。

１．新製品Ultra Low Current 32.768KHz TCXOをご紹介致します。

【概要仕様】

・　Ultra low current
・　Package Size (L x W x H, mm)　 ： 3.2 x 2.5 x 1.36 / 2.1 x 1.3 x 1.1　
・　Supply Voltage ： +1.5V to +3.3V
・　Current Consumption (no load)  ：　1.5μA @ +3.3V, 32.768 KHz
・　Output Type   ： CMOS
・　Output Load   ： 15 pF
・　Temperature Stability ：±5 ppm ： -40℃ to +85℃/+105℃

【製品】

・　Low Power 32.768KHz TCXO

・　Low Power 32.768KHz TCXO

2. GNSS向けSAW Filterをご紹介致します。

【SAW Filterについて】

「SAW Filter」は、表面弾性波（Surface Acoustic Wave, SAW）を利用して信号をフィルタリングするためのデバイスです。
これは電子回路や通信機器などで使用され、特定の周波数帯域の信号を通過させたり、特定の周波数帯域の信号を除去したりするのに有効です。

「GNSS」は、"Global Navigation Satellite System"（グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム）の略で、地球上の任意の場所で位置情報や時刻情報を提供するために使用される衛星ベースのシステムを指します。

代表的なGNSSには、GPS（アメリカ）、GLONASS（ロシア）、Galileo（EU）、BeiDou（中国）などがあり、それぞれが異なる地域や国で利用されており、使用される帯域は以下のように異なります。

SAW Filterを使用することにより最適な帯域をのみフィルタリングすることが可能です。

【GNSS向け　SAW　Filter一部ラインナップ】

GNSSの他に、2.5G/5GWiFi、Digital Radio、5G/4G LTE向けなど幅広い製品を取り揃えております。

Tai-Saw Technology (TST) 社の詳細は こちら

ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株)  sales@microsummit.co.jp  中野（ナカノ）までお願いします。