2021/01/08 (金)

Acconeer社のミリ波パルス・コヒレント・レーダー(PCR)センサー A111を紹介いたします。

Acconeer社のミリ波パルス・コヒレント・レーダー(PCR)センサー A111を紹介いたします。

Acconeer(アッコニア)社は、本社スエーデンのファブレス半導体メーカーです。
A111パルス・コヒレント・レーダー(PCR)は、60GHzのミリ波レーダーを使用し、高精度な距離、位置、動き検出および素材判定を実現します。
低消費電力(マイクロワット)で、レーダー発信/受信に必要な全ての回路とアンテナが、小型パッケージ(5.2 x 5.5 mm)パッケージに内蔵され、
機器にセンサー用の開口部なども不要の為、モバイル機器、IoT機器の小型化に有利です。評価キットとして、マイコンの処理能力に合わせ、
エントリーモジュールとしてXM132が、ハイパフォーマンスモジュールとしてXM112が用意されております。

1月12日(月)からオンライン開催中のCES(Consumer Electronics Show)でのAcconeerブースでは、XM32をはじめ最新情報がご覧いただけます。

< A111 内部ブロック図 >


アプリケーション
・ロボット (衝突防止、障害物回避)
・モバイル、ウェアラブル機器 (ジェスチャーコントロール、動作検出)
・IoT (スマートシティ/ホーム、パーキングセンサー、生体感知センサー)
・産業用ツール (高精度制御、形状・材質判別、動体検出、液面検出)

特に、ミリ波センサーの特性が十分に発揮される用途として、“Smart Presence” (動き検出機能付き人感センサー)、
”Tank Level Monitoring”(タンクの液面測定)がAcconeer社のHPで紹介されておりますので、是非ご覧ください
https://www.acconeer.com/focus-use-cases

特長
・ミリ単位での距離、位置の測定
・動き検出、ジェスチャー認識
・材質判別
・光、騒音、公害などに影響されない安定動作
・ベースバンド処理、RFフロントエンド、アンテナが1パッケージに統合
・極低消費電力

環境側面
・RoHS対応、機能の高集積による省スペース・省資源

ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株) sales@microsummit.co.jp 井波(イナミ)までお願いします。