2020/12/14 (月)
TAI-SAW Technology社は創業1997年の、台湾・桃園にあるSAW(弾性表面波)デバイスサプライヤです。
同社はSAWデバイスの製造と設計に取り組んでいますが、2001年の初めから、BAW(Bulk Acoustic Wave)デバイスとモジュール(XTAL,XO,VCO,VCTCXO,…)などに製品を拡大しています。
TAI-SAW Technology 社は、パートナへの通信コンポネントの付加価値あるトータルソリューションプロバイダとして認められ、評判を得ています。
今回はIEEE802.11axに対応した水晶発振子(新製品)をご紹介します。
新製品の48MHzおよび76.8MHz水晶振動子(1.2 x 1.0mm)が世界をリードするSoCベンダ向けに設計された水晶共振器が認定され、IEEE802.11axチップセットの設計リファレンスに記載されていることを発表しました。
モバイルおよびWiFiルータ・アプリケーションを対象としたこれら二つの水晶振動子は、小型パッケージサイズで、動作温度-40〜 + 105°Cに対応し、高周波数安定性を備えています。
TZ3465Aの特長
l 中心周波数: 48MHz
l 負荷容量: 9.9pF
l 公差: -1〜 +5ppm @ 25°C±3°C
l 動作温度に対する周波数安定性: -15〜 +13ppm @ -40〜 +100°C
l 抵抗: 17Ω typ.
l 動作温度: -40 〜 +105°C
l サイズ: 1.2 x 1.0 x 0.3mm
TZ3620Aの特長
l 中心周波数: 76.8MHz
l 負荷容量: 9.9pF
l 公差: -4 〜 +4ppm @ 25°C±3°C
l 動作温度に対する周波数安定性: -12 〜 +15ppm @ -40 〜 +100°C
l 抵抗: 10 〜 30Ω typ.
l 動作温度: -40 〜 +105°C
l サイズ: 1.2 x 1.0 x 0.3mm
ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株) sales@microsummit.co.jp 宮川(ミヤガワ)までお問い合わせください。