2024/06/20 (木)
XC6138シリーズはセンス端子分離、遅延容量外付けタイプの高電圧を検出可能な高精度電圧検出器です。
センス端子の最大印加電圧76V、検出電圧が2.3V ~ 20.0Vで設定可能であり、高電圧を直接監視することが可能です。
解除電圧も2.5V ~ 24.0Vの範囲で設定でき、様々な検出電圧と解除電圧の組合せを選択することが可能です。
従来のように抵抗分圧する必要が無いため、検出/解除電圧の高精度化と分圧抵抗の消費電流が削減でき低消費化に貢献します。
遅延時間も外付け容量で外調可能 かつ 検出・解除時間の割合を選択できることから、用途に合わせた検出・解除時間を設定可能です。
また、センス端子と電源端子が分離されていることで、監視電圧が0Vまで低下しても、検出状態を保持し不定状態になりません。
・ バッテリー電圧の監視
・ 停電検出
・ マイコンのリセット及び誤動作監視
・ システムのパワーオンリセット
動作電圧範囲 | 2.2V ~ 6.0V |
VSEN 電圧範囲 | 0.0V ~ 76.0V |
検出電圧範囲 | 2.3V ~ 20.0V |
解除電圧範囲 | 2.5V ~ 24.0V(検出電圧の +5% ~ +50%) |
検出電圧精度 | ±1.5%(Ta = 25℃), ±3.0%(Ta = -40℃ ~ 125℃) |
解除電圧精度 | ±1.5%(Ta = 25℃), ±3.0%(Ta = -40℃ ~ 125℃) |
検出電圧温度特性 | ±50ppm/℃ |
低消費電流 | IDD 0.5µA @ VDD=2.2V |
ISEN 0.15µA @ VSEN=12V | |
出力形態 | CMOS or Nch open drain |
出力論理 | 検出時 H レベル or L レベル |
機能 | 検出 / 解除遅延時間 外調可 |
検出 / 解除時間比 選択可マニュアルリセット | |
動作温度範囲 | -40℃ ~ 125℃ |
パッケージ | DFN1515-6A (1.5 x 1.5 x 0.38mm) |
SOT-25 (2.8 x 2.9 x 1.3mm) | |
環境への配慮 | EU RoHS 指令対応、鉛フリー |
XC9702シリーズは、Nch-Nch ドライバFETを内蔵したブートストラップ方式の同期整流降圧DC/DCコンバータです。
入力電圧4.5V ~ 60V、出力電圧設定2.5V ~ 12.0V、出力電流300mAで、高効率で安定した電圧を供給可能です。
スイッチング周波数は1.0MHzで、MODE端子により動作モードをPWM制御とPWM/PFM制御に選択できます。
PWM制御では負荷によらず周波数が一定になるため、ノイズ対策が容易です。PWM/PFM制御では軽負荷から重負荷まで高効率を実現できます。
外付け抵抗により、出力電圧の設定値を変更できるため、同一品番を複数の電源ラインに使用可能です。
EN/SS端子に抵抗と容量を接続することにより、内部ソフトスタートよりも長いソフトスタート時間に外調可能です。
またパワーグッド機能により、出力電圧の状態を監視しています。このソフトスタート外調機能とパワーグッド機能により電源シーケンスを容易に構成可能です。
保護機能として、電流制限、出力過電圧保護、サーマルシャットダウン、Lx端子短絡保護を内蔵しており、安全に使用することが可能です。
・ 24V バッテリーシステム
・ 産機用オートメーション
・ 産機用センサー
・ セキュリティシステム
・ 家電製品 / 電動工具
・ 4 ~ 20mA カレント・ループ
・ 高耐圧 LDO 置き換え
・ 汎用電源 / 汎用 POL
入力電圧 | 4.5V ~ 60.0V(定格 66.0V) |
出力電圧 | 2.5V ~ 12.0V |
FB 電圧 | 0.75V ± 1.5% |
最大出力電流 | 300mA |
発振周波数 | 1.0MHz |
制御方式 | PWM 制御(MODE = “H”) |
PWM/PFM 制御(MODE = “L”) | |
保護機能 | 電流制限(フの字) |
出力過電圧保護 | |
サーマルシャットダウン | |
Lx 端子短絡保護 | |
機能 | パワーグッド機能 |
ソフトスタート(外調可) | |
UVLO | |
出力コンデンサ | セラミックコンデンサ対応 |
動作周囲温度 | -40 ~ 125℃ / Tjmax = 150℃ |
パッケージ | USP-10B(2.6 x 2.9 x 0.6mm) |
HSOP-8N(6.2 x 5.2 x 1.7mm) | |
環境への配慮 | EU RoHS 指令対応、鉛フリー |
今回ご紹介の製品はいずれも、トレックス・セミコンダクター株式会社の製品になります。
トレックス・セミコンダクター株式会社の詳細は こちら。
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